最近(でもないけど)注目しているミュージシャンなどのお話。

最近(でもないけど)注目しているミュージシャンなどのお話。

渋谷店ニシキドです。いつもながら久々のブログとなってます。今回はこの人かっこいいよね!いい音だよね!いいプレイだよね!みたいな共有/共感をみなさんとしたいがために書くブログです。早速ですが書いていきます。

まず最近のトピックとして本格的に渋谷店にKnaggs Guitarsがやってきました。ここのところPRS Private Stock(黄金期)の委託品をよく担当しているニシキドなのでジョー・ナッグスが立ち上げたブランドというのはもちろん知っている/感じている。皆さんもきっとそう。「で。誰が使っているんだろう?」というところですよね。パッと調べるとこの人が真っ先に出てきます。Steve Stevens。

ビリー・アイドルのサポート・ギタリストとして名を馳せた後、マイケル・ジャクソンやヴィンス・ニール、氷室京介等、様々なミュージシャンと共演〜(Wikiから抜粋)とありますが、僕のイメージは機材レビューの人でした。この画像も7〜8年前にTwo Notes Torpedoが気になって見ていた動画のスクショです。(Torpedoはその後 実際に購入しました。) そしてこのブログを書いている今、この時点ですでにKnaggsを使っていたことに気づきました。そして蘇る記憶…3〜4年前まだKORGさんが輸入代理店になる前、僕が初めてKnaggsに出会ったのはお客様が調整でお持ちになったSteven Stevensモデルでした。ピンクのバインディングでピックアップにはイラストが描かれてるしド派手ですごいギターだなぁと思いながら調整してみたら「あら??見た目に反して堅実な作りのいいギターだ!」と驚いたことを覚えています。完全にKenaiだったわけです。

と、ここまで前置きです…。
Steven Stevens氏も もちろん素晴らしいギタリストなのですが、最近見つけた僕のイチオシプレイヤーがKnaggsを使ってまして。それは彼です。Erick Steckel。

彼のことはInstagramでたまたま知りました。まずLIVE映像からなのですが、個人的にサザンテイストな音楽が大好きなのでコードの展開もメロディも好みです。そしてこの伸びやかなサウンド。ブルース主体/時々メロディアスなギターソロという感じで目新しさがあるわけではないのですが、ギタリストが聴いて「あぁ〜そこでその音(テンション)入れたいよね〜」みたいなポイントを華麗に突いてくるので聴いていてとっても気持ちいいんです。あと音抜けが良くきれいで聞き取りやすい&所謂”お決まりのフレーズ”も多くわかりやすいのも良くて、気に入ったフレーズが拾いやすいのも良いのです。参考になります。あとは凄く気持ちよくギターを弾くとこが何よりも魅力ですねぇ。音源もあるので気になった方はチェックしてみてください。(演奏している曲はリンク先のアルバムの6曲目です。)

もうひとつの映像はプレイ安定してんなー余裕で弾いてんな、すげえなって動画です。調べてみると1990年生まれ、11歳でブルースギタリストとしてアルバムを出し、12歳の時にジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズのツアーに参加。その後も様々なブルース界/ギター界のレジェンド達と共演を果たしているみたいです。知っている方やチラッと名前を目にしたことがある人も多いかも!?

また上の動画は結構ドライブしたサウンドですが、Knaggs Kenaiはクランチサウンドも優秀でした。先日店頭で村田さんと某音楽プロデューサーの方と一緒になって「このフロントの音 335のロベン(フォード)みたいじゃん!!」と大いに盛り上がりました。そんなプレイやサウンドもいけるわけです。

さあさあここまで来て次はどうするか。連想ゲームをしていくことにします。流れがブルースなのでお次はこちら。

今月フーチーズは決算セールを行ってます。その中の所謂 目玉商品の中にCrews VINTAGE LINEの”V”がラインナップされています。音楽なのでもちろんルールや制限はないのですが、クルーズVのコンセプトとしては”ブルースV”として製作されています。そんな中で村田さんと会話していたわけですが、「まさにこれでしょ。クルーズのVでやって欲しいプレイやサウンドのイメージは。」と教えてくれた動画がこれです。

みんな大好きメイヤーさん。ブルースでVとなるとアルバート・キングの話は当然切り離すことができませんが、いきなり「アルバート・キングを聴いてみて!」と言ってもちょっと難しいかもしれない。そこをジョン・メイヤーが噛み砕いてくれるのです。本当に偉大ですね。音楽の重要な歴史を現代に繋げ、新たな道をも切り開いてくれるジョン・メイヤー。そういった視点でみるとなかなか感動できる動画です。

ジョン・メイヤーと言えば…TS10。ということでお次はMatthew Scottにしましょうか。

彼は所謂ギター系YouTuber兼アーティストといったところでしょうか。最初に彼の動画を観たのは5〜6年前くらいだったのでそこそこ長く活動されてらっしゃるはず。ご存知の方も多いかと思います。初めて見た時はルックスの印象からロリー・ギャラガーが好きなのかな?もしくはギターの傷の感じ的にフルシアンテかな?と思ったんですが、SRVの影響を強く受けたプレイスタイルです。僕の好きなテイスト。(ロリー・ギャラガーにかけてます)

映像も綺麗で音も(録り音)もいいんですよね。参考にしてます。フェンダー系のギターとそれに合ったフレーズが得意なのかと思えば、Gibson系ギターでのプレイやフレーズもいいんです。器用ですね。Les Paul Jr.やSpecialも弾いたりしているのでRabbit isオーナーの皆様もプレイスタイルの参考になるかもしれません。彼のオリジナルの楽曲(音源はリリースしてないですが)も結構かっこよく、実はフーチーズの動画でも1回弾いたことがあります▼

【2023.11更新】音源リリースされました!

では海外のYouTube繋がりで僕のお気に入りのギターショップのチャンネルです。Carter Vintage Guitars。

このチャンネルに初めて出会ったのはCrews VINTAGE LINE TLの動画を撮る前にフレーズとサウンドのイメージを固めたく色々動画を漁っていた時でした。(JD Simoの圧巻のプレイはとてもじゃないけど真似できるものではありませんでしたが)その時の動画がこれです。

ここのチャンネルはJD Shimoをはじめ、Marcus Kingなどの名のあるプレイヤー達〜おそらくローカルで活動されているミュージシャンが実際に販売されている楽器を使って試奏動画やスタジオライブパフォーマンスを行なっています。

音いいですよね。雰囲気も最高。いつか機会があれば実際に訪問してみたいです。ヴィンテージギターのサウンドに関心があり研究したい方はこのチャンネルを見にいってみると参考になる資料がたくさんあるかと思います。そしてこのライブパフォーマンスシリーズに影響を受けて去年撮影した動画がこちらです。

その通り!リスペクトを込めてタイトルとサムネイルをオマージュしております。(セルフネタバレスタイル) 急なお願いであったのに関わらず快く出演してくださったGIVE ME OWさんに感謝です。先日 愛用されているVEGASのメンテナンスにいらっしゃった際に新曲のデモを聞かせてくれましたが、彼女の才能はおそろしいですね…。今後の活動も楽しみです。車移動中によく彼女の音源を聴いてます。

そして車移動といえば…機材車転がしこの夏FUJI ROCKにお仕事で行ってきました。本番さえ終わってしまえば場内を好きに回ることができたので観てきましたよ。Foo Fighters。

いやー最高でしたね。そしてちゃんとステージにはVOX AC30(セパレートタイプ)がありましたよ。僕の中で現代の箱モノロックギター・アイコンはノエル・ギャラガーとデイブ・グロールなので、これはチャンス!ばかりに存分に体で音を浴びてきました。新作の中だとこの曲が特に良かったです。

というわけで商品写真や説明が一切ない、気の向くまま好き勝手に書いてしまったブログがここに完成です!

皆様もご来店時おすすめのアーティスト/プレイヤーなどなど是非教えて頂けると嬉しいです。一緒に楽しく真髄まで辿り着けたらなと思います。長いブログに関わらず最後までお付き合い頂きありがとうございました。

渋谷店ニシキド

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