
展示品特価: SOLD
定価オープンプライス(実勢売価1,100,000円(税込))
ダンブルクローンの火付け役
すでに生産完了品となる
ブルーノ作のSUPER 100
貴重なEL34パワー管バージョンです
トニーブルーノ作のSUPER 100はニューヨークULTRA SOUNDが所有するダンブルアンプをベースにデザインされました。現在市場には多くのダンブルクローンが存在していますが、2000年初頭にダンブルを正確にトレースしたアンプはこのSUPER100以外にありませんでした。ブルーノのアンプには派手さや「神話」がありません。それでもブティックアンプならではの凄まじいレスポンスや豊かな倍音を好む世界中のギタリストにブルーノは支持されています。現に、前記したULTRA SOUNDではダンブルやTRAIN WRECKといったアンプと共に、多くのブルーノアンプがコレクションされています。













SUPER 100のベースになっているのはダンブルのオーバードライブスペシャルです。オーバードライブスペシャルはダンブルアンプのラインナップでは最も有名なモデルで、ダンブルがアンプを販売し始めた初期から存在しますが、年代によって大きく音色が異なります。SUPER 100の場合はスェードでカバリングされたよく知られた外観のオーバードライブスペシャルをベースにデザインされています。
クリーンチャンネルとオーバードライブチャンネルの切り替えが可能で、クリーンチャンネルはあくまでもクリーンに徹しています。ゲインとマスターボリュームのコンビネーションで驚くほど表情を変えるその音色はまさしくダンブルライクで、使用するギターの出力とアンプのサチュレーションをマッチングさせるだけで、テキサスブルースからモダンなジャズサウンドまでカバーできるクリーンサウンドが簡単に作り出せます。
オーバードライブチャンネルは圧倒的な倍音を生み出し、クリーンとドライブの境目が滲んだ独特のサウンドを生み出します。これは外部ペダルでの歪みでは得られ無い、オーバードライブスペシャルならではのサウンドであり、そのシルキーな質感を見事に継承しています。さらにEQをバイパスすることが可能で、何者にも束縛されない開放的なリードサウンドも得ることができます。いずれのチャンネルでも驚くべきはプレーン弦とラウンド弦での音像が同じである事、そして音の「芯」の太さです。ドライブチャンネルでは恐ろしいほどの倍音が生まれますが、それでも音の芯がしっかりと感じられます。クリーンチャンネルではローミッドが充実しているにもかかわらず、鋭く突き抜ける様なサウンドが得られます。
日本に正規輸入されたSUPER 100の多くが6L6/5881パワー管のモデルだったと記憶していますが、こちらはEL34バージョンとなります。ダンブルでも90年代初頭ごろからEL34バージョンが多く存在します。スピード感があり、ドライブサウンドでの際立つ倍音はまさしくEL管ならではのもの。もちろんマーシャル系のそれとは異なり、ガッツのあるサウンドではなく、あくまでスムーズでありながら倍音が豊かというものです。
正規輸入品ですが120V仕様となります
フットスイッチ付属