【スタートページ】About Castledine

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GE ゲルマニウムモデル

Si シリコンモデル

NB ハイブリッドモデル

アッパーオクターブモデル

キャッスルダインとは?

私(スチュワート・キャッスルダイン)はジミ・ヘンドリックスとジミー・ペイジに影響を受けてギターを弾きはじめました。その後、1990年に趣味としてワウペダルやファズペダルを作り始めました。そしてPCB業界で仕事をしていた2000年代初頭に、制作したペダルの販売を始めました。
その後、2010年に本格的にCastledine Electronicsをスタートさせ、フルタイムの仕事としました。ちなみに私がエフェクトペダルの製作家である事はご存知の方も多いかと思いますが、実際にはP to P配線のアンプ(ヴィンテージのレプリカ含む)と、いくつかのギターも製作しています。

オフィシャル・プロフィールより

CASTLEDINE “OLYMPIC”シリーズ
ストーリー: 製品概要

Roger MayerのOctaviaおよびAxis Fuzz(ヘンドリクスがAxis Bold As Loveで使用したと言われるロジャーメイヤー製のカスタムユニット)の回路が、Olympicスタジオ(ヘンドリクス、 ZEP、ストーンズ等が録音したスタジオ)に備えられていた「Helios」コンソールのマイクプリアンプ回路からヒントを経て、派生させたユニットだという事はよく知られている事だと思います。そして、CASTLEDINE OLYMPIC FUZZのルーツもそこにあります。

Helios Mic Preampとは

London のOlympicスタジオ、MunichのMusiclandスタジオ、そしてRolling Stonesの【Mobile Studio】にも設置されていたHelios Type 69コンソールは、ロックの“ゴールデンエイジ”ともいえる数百もの有名なアルバムで使用されていました。

Led Zeppelin、Beatles、Jimi Hendrix、Pink FloydからBob Marley and the Wailers、David Bowie、Black Sabbath、AC/DCに至るまで、Type 69のファットで個性的なトーンシェイプ/サウンド、そしてパンチのあるミッドレンジのサウンドは多くの名盤で聴くことができます。

もともと、Olympic Studiosのエンジニア達が自らのスタジオで使用する為のコンソールとして開発されたというこの卓。後に制作主要メンバーの一人が1969年にHelios社を設立し、本格的な製造に乗り出します。

私は時間を費やし、プロオーディオとレコーディング関連のウェブフォーラムをブラウズし続け、初期のオリンピックスタジオ/Heliosマイクプリアンプがゲルマニウムトランジスタを使っていたことを発見しました。
そこで私はHeliosプリアンプのゲルマニウム版をベースに、オリジナルのファズペダルを作ることにしました。これが “Olympic Fuzz”のプロトタイプです。そして、そのペダルのプロトタイプをShakti氏に送りました。彼のこの動画ではゲルマニウム・トランジスタ3つ仕様のOLYMPIC FUZZ(つまりHOOCHIE’S FUZZと同仕様)のサウンドを聴く事ができます。

スチュワート・キャッスルダイン

さらにその後、私は別の発見をしました。

1966年にChurch Roadスタジオ用に作られたHeliosのプリアンプ・モジュールは2つのシリコントランジスタと1つの2G309ゲルマニウムトランジスタ(だと私は思っています)を採用していました。そこで私は”OLYMPIC CUSTOM(HYBRID) FUZZ”を制作。文字通り、シリコンとゲルマニウムのハイブリッド回路で製作しました。
この回路でのゲルマニウムトランジスタの役割は、基本となる「歪み」を生み出す出力部分のトランジスタに採用されているので、ファズはゲルマニウムの特性/サウンドを色濃く残していますがややスピード感とタイトな音色が特徴です。

スチュワート・キャッスルダイン

この仕様のOLYMPIC FUZZもフーチーズ仕様でオーダーしました。OLYMPIC “HOOCHIE’S” FUZZ – HYBRID – はNOSのゲルマニウムトランジスタ(軍規格のCVナンバー)+2つのシリコントランジスタ(BCナンバー)を組みあわせています。

またさらに、後期のHeliosコンソールと同じように、シリコンバージョンのOLYMPICファズも制作しました。この”Olympic Silicon Fuzz”は、当初3つのシリコントランジスタを使っOlympicスタジオの”Helios”プリアンプと同じ回路でした。
しかしながら、ゲルマニウムバージョンのOlympic、そしてゲルマ/シリコンのハイブリッドモデル”Olympic Custom”との差別化を図りたいと思い、トランジスタ2個のシンプルな仕様に変更しました。 この変更の過程でゲイン量を少し増やしました。ゲインが増え、低音が増え、高音が減っている事で、そのカスタムファズよりも滑らかで、さらに私のOlympic Custom(ハイブリッド)よりも、少し明るくてファジーな印象です。

スチュワート・キャッスルダイン

この仕様のOLYMPIC FUZZもフーチーズ仕様でオーダーしました。OLYMPIC “HOOCHIE’S” FUZZ – SILICON – はNOSのシリコントランジスタ2個(BCナンバー)を組みあわせてデザインされています。

このキャッスルダイン/フーチーズ別注品 OLYMPIC FUZZに関しては、ペダルボードに設置して多くのミュージシャンに使って欲しい意向もあり、外部電源(パワーサプライなど)からの電源供給も可能となりました。

パワーサプライをご利用の場合はアイソレート出力を備えたパワーサプライ(VOODOO LAB PEDAL POWER2やStrymon Ojaiなど)をご利用ください。

OLYMPIC “HOOCHIES FUZZ”は、オールドロックの「あの音」に興味を持つ皆様に、是非お試しいただきたいペダルです。

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