【次回入荷未定】VOLT AMPERE “GPC-TQ” 1U パワーディストリビューター(渋谷/SP取り扱い) 【ヴィンテージアンプ必須アイテム】

【次回入荷未定】VOLT AMPERE “GPC-TQ”  1U パワーディストリビューター(渋谷/SP取り扱い) 【ヴィンテージアンプ必須アイテム】

100V入力の電圧を整合し、100Vまたは120Vで出力してくれるパワーディストリビューター。ヴィンテージから現行品まで、輸入真空管アンプはもちろんのこと、デジタル機器への電源供給に是非ともお勧めしたい逸品。
一家に一台、ぜひご検討下さい。

メーカー希望小売り価格 176,000円(消費税込み)

フーチーズ 販売価格:¥143,000 (消費税込み)

●定格容量 : 15A
●入力電源 : 100±10%、50/60Hz
●入力相数 : 単相
●出力電源 : 100±10%、50/60Hz、120±10%、50/60Hz
●出力相数 : 単相
●出力コンセント数 :前面2個、背面6個
●使用温度範囲 : 0~40℃
●外形寸法 : 482(W)×44(H)×356(D)mm
※EUA1Uサイズ、突起部を除く。ラック搭載の場合はサポートが必要です
●重量 : 15kg
●入力電源ケーブル : 2m (3P/2P変換アダプター付)

オーディオの世界のみならず、ミュージシャン業界でも「電源で音が変わる」というのは常識となりました。昨今では様々なブランドから様々な特徴をもった電源ユニットが登場。数万円から数十万円までラインナップが連なるコアな世界となっています。

そんな中でミュージシャンが選ぶべき電源は?と聞かれれば、このVOLT AMPERE “GPC-TQ”をおすすめします。その理由はとにかく機材本来の動作/本来のサウンドが得られるという事に尽きます。つまり「音を変える/音が変わる」のではなく「変化してしまった音が本当の音に戻る」という感覚です。ヴィンテージなど輸入真空管アンプ(117-120V仕様)をご愛用の皆さんは、一般的にはステップアップトランスで昇圧して使用することが多いと思います。実はこのステップアップトランスが厄介で「電圧は上がるが音質は下がる」という品も少なくありません。もっと具体的な例を挙げると、例えば60年代の100W/3Aのアンプに5Aのステップアップトランスを使ったとします。数値的には十分な電流がカバーできるハズなのですが、実際にアンプを大音量で鳴らして電流を測定してみると、3Aの真空管アンプのはずがピッキング時のピーク時に瞬間的ですが8A程度の電流を必要とすることがあります。このアンプに5Aのステップアップトランスを使用していたとすると、大音量/ピーク時(最もディストーションが深くなったタイミング)に電流が不足。結果的に倍音が伸びない/音の耳あたりが悪くなる、という事態になります。(この様な事例は多々あります)
GPC-TQは15Aなので100Wから200Wクラスの真空管アンプは余裕でカバーできます。さらにクリーンな電源を供給しながらも、オーディオ向け電源の様に過剰に音色に影響を与えません。クリーンサウンドでありながら、高域/低域に過剰にフォーカスせず、楽器に重要なミッドレンジをしっかりと感じることができます。しかもクリーン電源の恩恵で有る整理された倍音が得られます。

こんなにもクリーンで、それでいて楽器弾きが求めるダイナミクスが失われない電源はなかなかありません。特にでオールドアンプ(マーシャル/フェンダーなど)をご愛用の皆さんは是非GPC-TPをお試しください。また、PCやDTMにこの一台があれば全ての機材の動作が安定します。高級ケーブルを数本買う前に、このGPC-TQを是非ご検討ください。

オールド/ヴィンテージ機材だけでなくVOXやMarshall/Fenderなど現行の真空管ギターアンプ(ワット数問わず)をご使用の皆様も是非お試しください。ノイズが減る云々よりも、そのサウンドの自然さに驚かれると思います。

新開発の電源整合器

整合とは、整えること、一致すること、きちんと合わせること、理論の内容に矛盾がないことなどをいいます。
電気的には、異なる電気回路を接続して送電する際に最大の電力を送ることをできる状態を、回路が互いに整合しているといい、さらにその接続点において反射や共振が発生しない条件を満たすことです。具体的には、新開発のチョークコイルを搭載し、インピーダンスのあばれや反射、共振を抑え、音響、映像機器に影響を与えるノーマルモードノイズ、コモンモードノイズを低減します。
「新開発薄型ステップアップトランス」によりAC120V出力が、選択できるので、主に海外製の120Vに対応する機器の音質、画質の向上が図られます。さらにチョークコイル、ステップアップトランスとも巻き線を直出し式にして、接点を極力減らし、ロスの低減と音質、画質重視の構造にしています。
安全機能として、「鍵式切換SW」を採用することで不用意な切換ができなく、切換の誤作動を防止しています。

高周波数帯域フィルタリングテクノロジー
従来のノイズフィルターは、人間の耳に聞こえるノイズ、つまり可聴周波数帯域をフィルタリングしていました。これでは、折角の音楽信号に大きな影響を与えてしまいます。そのことから、フィルター内臓タイプは「音が鈍る、甘い」、「ベール、もやがかかっている」といわれてきました。
GPC-Tのフィルタリングテクノロジーは、違います。着眼点を変えて、聞こえるノイズではなく、聞こえないノイズをフィルタリングすることです。よって、可聴周波数帯域(20Hzから20kHz)には、全く影響のない1MHz以上のいわゆる高周波帯域をターゲットにフィルタリングします。通常、インバータは、高調波を発生しますが、実はインバータだけではなく、家庭電気製品やOA機器、さらに音響映像機器、スタジオ機材でも入力される交流を一旦、直流に変換する整流回路を持つために高調波を発生しています。高調波は、電流となり、配電線や変圧器のインピーダンスにより電圧降下が、生じて電源波形を歪ませます。その結果、機器の各回路に高調波電流が流れ込み、それがノイズとなって音響・映像機器などに影響を与えてしまいます。このノイズこそが音質や画質に悪影響を与えている元凶です。
さらにPCを始めとしたデジタル機器の誤動作を誘発させる原因と言われています。また、近い将来には、PLC(高速電力線通信)といった高周波数通信も普及することが予想され、今まで以上に電源環境の悪化が考えられています。このノイズこそが、最近良く耳にするコモンモードノイズと言われるノイズなのです。
GPC-Tのフィルタリングテクノロジーは、このノイズに対処するために開発されたものです。開発のきっかけは、コンピュータシステムの誤動作の原因追及からです。その結果、誤動作の大部分は、電源ラインからのコモンモードノイズによるものでした。この技術によって、誤動作は飛躍的に減少し、システムが正常に稼動しました。この技術をオーディオに活用することによって、既成のフィルターでは不可能だったSN比の向上と曇りの無いクリアな音質を得ることが可能になります。つまり、機器類の各回路に必要の無いコモンモードノイズを対策することによって、各回路が、本来のパフォーマンスを発揮し、音質が向上することになるのです。

アースモード切換スイッチ
一般家庭や集合住宅、商業ビルにあるアースは、空調システムやモーターなどの大型動力用のアースです。つまり、感電防止や誤動作防止の保安上のアースです。このアースは、動力源からノイズを誘導しノイズのループを形成してしまうために音響、映像用には適していません。
そこで、GPC-Tは、不適切なアースを使わずに音響、映像機器、スタジオ機材等に対して、独立した「仮想一点アース」を作り上げる方法で対応しています。これは、GPC-Tに電源ケーブルを接続することで、音響、映像機器、スタジオ機材や機器間で生じるノイズループを形成させずに「仮想一点アース」とするものです。さらに音響、映像用に適した外部アースに対しては、FG(フレームグラウンド)を用意してありますので、「アースモード切換SW」のFGポジションを使うことによって積極的にFGを活用できる設計になっています。
従来の一般的なアースリフトSWでは、ノイズが、回り込むルートを断ち切ることは可能ですが、根本的な対策としてはまだまだ不十分でした。
GPC-Tの搭載する「アースモード切変SW」は、アースに起因するノイズの対策の解決に貢献するものです。

主な機能

●鍵式切換SWにより出力電圧を100V、120Vの選択がで きます(鍵式のため誤動作防止になります)。海外製(主に北米)の機材に対応した電源電圧が、使えるのでエネルギー感が向上します。
●19インチEIAラックマウント1Uサイズ。(L字金具取外し可能)
●前面2、背面6、合計8系統のプリント基板直結出力とし、接点部の減少と外部ノイズの混入を防ぎます。背面6系統は、プリント基板上で並列接続なので、優先順位がありません。
また、全ての出力コンセントにフィルタ効果が効きますので、デジタル、アナログ混在の影響なく使用できます。
●AC入力コネクタは、IEC規格のInlet採用。
●AC出力コンセントはAET社DCT(Dual Cryo Treatment)処理をしています。
●過電流トリップ形サーキットプロテクタにより機器の一括ON/OFF可能。
●新開発アナログ式ノイズレスLED電流形により電流が確認できます。(照度調整機能付)

用語解説
☆ノーマルモードノイズ:信号の2線間(ホット、コールド)に発生するノイズ。
☆コモンモードノイズ:信号を送受信する2線と接地点との間に発生するノイズ
☆インバータ:直流電力から交流電力に変換(逆変換)する電源回路。従来の電動式発電機に比べて効率がよく、保守が簡易なため広く普及している。を発揮し、音質が向上することになるのです。

(電気用品安全法(PSE)の分類、家庭用機器用変圧器は、定格容量500VA以上は対象外となります。)

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