あとがき:SOAPBAR×FUZZ企画

あとがき:SOAPBAR×FUZZ企画

いつもありがとうございます。渋谷店ニシキドです。

先日の【SOAPBAR×FUZZ】シリーズ トーク動画たくさんのご視聴とコメント誠にありがとうございます!!
積極的に「P-90+FUZZを組み合わせて使うプレイヤー」の情報コメントを寄せてくださり嬉しい限りです。

そして僕の知らないところで様々な方が使っていて新たな発見となりましたッツ!!
今回はそんな皆さまのコメントの中からセレクトしてご紹介してみたいと思います。(動画を使って語り支障がなさそうな範囲で※どうしても国外になってしまいますが)

Pate Townshend/The Who[1970]

盲点!!ありました70年代の名演!!SG Special × Unibox Superfuzz!? 
調べたところ「Live at Leeds」が一般的かもですが、映像がよかったのでこちらの動画を選びました。

足元がなかなか映されませんが、おそらくSuper Fuzzではないでしょうか?ペダルを踏んだり切ったりの動作は頻繁にはなく、おそらく常時ON状態。手元のコントロールでサウンドメイクしていますね。まさに動画にあった「ファズも含めてアンプ」そんな使い方でしょう。ピートタウンゼントは他にもTONE BENDER MK1やマーシャルSUPA FUZZ、ファズフェイスなど、様々なファズを真っ先に使用した人としても有名ですね。コメントいただき感謝します。

George Thorogood[1984]

渋いですねェェェ。これは「管楽器っぽいファズサウンド」に当たるのかなと僕は思いました。破裂しそうなサウンドの上に豪快にスライドプレイを加え、さらにスリリングに。

錦戸青年(SP店 橋川さんにはいつもそう呼ばれてます)的には馴染みがない方でしたが、同じくSP店 坂本さんに「P-90+FUZZいましたよ!ジョージ・サラグッドですって!!」と聞いてみたら「また懐かしい名前が出てきたねぇ〜いつだかストーンズの前座をやってたねぇ〜。」と教えてくれました。調べたら1981年USツアー。リンクの映像は1984年です。フルバージョンではなんと途中でアルバート・コリンズが登場します。ということでこちらの動画もご紹介。

渋谷店のYouTube動画は”楽器/機材”にフォーカスを当てている場合が多いですが、SidePark店は最近特に”音楽”にフォーカスを当ててます。両方観てもらえるときっと何か繋がっていくこともあるかと思います。(今回のように)是非とも双方チェックお願いします。上記のシリーズはキャプテン坂本のプレイが毎度最高にイカしてます👍

今回のCP-01で出したサウンドは全く別のスタイルでしたが、CP-01…ジョージ・サラグッド風のプレイやサウンドもできそうだな…というわけで後日、坂本さんにCP-01+Olympic FUZZ+スライドでプレイしてもらおうかなと勝手に?計画中。笑

お次はちょっと現代に。

Peter Stroud(w/Sheryl Crow)[2003]

https://www.youtube.com/watch?v=mnbTZ1dljMM

なるほど…!!SOAPBAR×FUZZ×半止めワウですか…!!格好いい。早速試したくなりますね。ああ…これで”いいワウ”も必要になってしましました。笑 彼はブティックチューブギターアンプのメーカーである65ampsの共同設立パートナーであり、エレハモのデモビデオでも有名ですね。

Barrie Cadogan/Little Barrie[2016]

うーん。素直にいい。リンク映像で使用しているPhilippe Dubreuille以外にも様々なP-90搭載ギターを弾いてますね。FUZZはUnibox Superfuzzのクローン、Sola Sound TONE BENDERなどが映像で確認できます。このBarrieさんはTONE BENDERで有名なイギリスの老舗楽器店、マカリスの動画などにも登場されています。

プレイスタイルも曲調も違いますが一つ目の動画のハイミッドあたりの”ガラガラ”した感じはVEGASの動画の時のサウンドが近しかったような気がします。(最後本体のヴォリューム上げてローが出てくると更に。)

こんなマニアックなコメントも頂きました!

ビートルズのrevolutionもカジノでミキサー直結らしいので、Olimpic ファズがとても気になってます。おそらくハウリンウルフ などのツィードアンプをフルアップした録音やエルモアのhand in handなどの卓で歪ませた音が出せるんじゃないかと期待大なんですが…

村田さんに聞いてみたところ…

「Revolutionの音はとてもカッコいいですよね。アビーロードの卓は真空管だった気がするので、ギターからオリンピックファズに行って、そのあと小型の真空管アンプへ。そのスピーカーアウトをアッテネーターに繋いで、ラインアウトから出した音にEQしたら似た感じになるかもしれません笑 ハウリンウルフやエルモア(渋いっすね)の感じは、オリンピックファズの手前にバッファーなどかますと雰囲気が出るかも、ですね。
何れにせよ、50年代/60年代の名演で聴けるヤバイ音は卓のヘッドルーム(とマイクの)限界を超えた時にうまれる歪みを「これでいいんじゃない?」としてしまったオリジナリティー溢れるサウンドです。あの音がファズだけで出ちゃったら…それは神への冒涜ですね(笑)

※詳しくはこちらの商品ページでご覧頂けます。

動画内で散々お名前を出したこちらの方も貼っておきます!

Gary Clark Jr.[2017]

オースティン出身。クリフォード・アントン(Clifford Antone)に見出されジミー・ヴォーン(Jimmy Vaughan)らにたたき上げられたというキャリアの持ち主。トラッドなブルーズを基板にR&B、hip hop、Funk様々なジャンルの要素を”渋く”落とし込みます。ギタープレイはもちろんですが楽曲のバランス感覚が卓越しており惚れ惚れします。(動画の楽曲はCome Togetherのカヴァーですがサウンドの”壁”感がわかりやすいです。)

最後に

冒頭にも述べましたが皆様、ご視聴やコメント誠にありがとうございました!!これからもSOAPBAR×FUZZ道を深掘りしていきたいと思います。(普段から意識して入れば案外もっと見つかるのでは?なんて気がして来ました。笑)

全く意識はせずとも近い雰囲気が出てたあたり(主観ですが ※Little Barrieの動画とVEGASの動画)やはりSOAPBAR×FUZZサウンドのキャラクターは濃いな〜と再認識しました。

引き続き良いP-90ギターとFUZZが入荷した際にはサウンドサンプル動画をあげるやも知れません&何か面白い発見があれば唐突にブログか動画をUPするかも知れません。

また、近々お店でお会いできる機会がございましたら、是非盛り上がりたいのでお声掛け頂けると嬉しい限りでございます♪

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

渋谷店 ニシキド

Return Top