こんにちは、橋川です。
【その5】弦長(スケール)って同じじゃないの?!
前回は、ド定番のボディシェイプ「D / ドレッドノート」と「000 / トリプルオー」をご紹介させていただきましたが、今回はナットからブリッジサドルまでの「弦長 / スケール」のお話。
実は、このふたつのボディシェイプ、ナットからブリッジサドルまでの長さ(弦長/スケール)が異なるのです。
ドレッドノートのスケールは「25.4インチ」/ ロング・スケール
インチで表記されると「?!」という方も多いと思いますので、普段使い慣れている単位に置き換えてみましょう。1インチ=2.54センチメートルなので、25.4インチ≒64.5センチメートルになりますね。
ドレッドノートのスケールは約645mmで、ロング・スケールと呼ばれています。
弦長が長い分、音に張りがあり、パワフルなサウンドが特徴です。フラットピックでストローク演奏される方などに人気があります。
トリプルオーのスケールは「24.9インチ」 / ミディアム・スケール
一方、トリプルオーのスケールは24.9インチ≒63.2センチメートル。
約632mmのスケールとなっており、こちらはミディアム・スケールと呼ばれています。
弦長が少し短い分、弦のテンション(張力)も弱くなり、多少柔らかめのサウンドが特徴です。フィンガースタイルで演奏される方などに人気があります。
話の中に「フラットピック」が出てきましたが、「フラットピック」とは、おにぎり型や、ティアドロップ型をしたピックの事です。フィンガースタイルでは、「サムピック」という親指に装着するピックなどをお使いの方もいらっしゃるかもしれません。
皆さん、ピックは何をお使いでしょうか?素材は?!
次回は、ピックのお話しをしてみたいと思います。
橋川