【ブログ】「やっぱりアコギ!」 ~【その1】単板?合板?!~

【ブログ】「やっぱりアコギ!」 ~【その1】単板?合板?!~

こんにちは、橋川です。

【その1】単板?合板?!

いまさら聞けない?!「単板(たんばん)」「合板(ごうはん)」って?

アコースティックギターのボディトップは、別名「サウンドボード」とも言われ、ギターの音色を作る上でとても重要なポイントとなります。

「合板(ベニヤ)」とは読んで字のごとく、薄くスライスした単板を多層に接着した材料の事です。一方、「単板」は機械を使い、切削した木材の薄板を指します。

「合板」は材料を接着し多層になっている分、比較的反りに強いですが、「単板」は一枚の板なので動きが出ます。その為、ギターになる材料は「シーズニング」と言って、材料を乾燥させ、反りが出にくいように木材に含む水分(含水率)の調整が必要となります。単板材は、このような手間のかかる工程を経て、楽器へと仕上げられていくのです。

「単板材」の持つサウンドは、とても表情豊か。

採用する材料によって、様々なトーンを持ちます。スプルース(松系)、シダー(杉)などが一般的です。スプルースと一口に言っても、多くの異なる種類が存在します。

シトカスプルース、イングルマンスプルース、ジャーマンスプルース、アディロンダックスプルース・・・などなど。

次回はトップ材によるサウンドの違いに触れてみましょうか?

橋川

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