【ブログ】MUSIC MAN Jason Richardson Cutlass 7 ってどんなギター?

【ブログ】MUSIC MAN Jason Richardson Cutlass 7 ってどんなギター?

こんにちは。和田です。
4月に入りました。年明けは1月ですが、年度としては4月が年明け。
どうも4月の方が新年感が出てしまうのは私だけでしょうか…。

さて、MUSIC MANから季節ごとに発表されるBFRシリーズで春モデルが発表されました。
春モデル、夏モデルとかくるとどうしても携帯やパソコンな感じがしますが、こう季節ごとに色々と出てくれるのも季節感を感じ取れてよいのかとも思ったり。

MUSIC MAN BFR 2022 SPRINGはコチラ(MUSIC MAN HP)

ギター3モデルは全てローズネック。ロゴもレーザーで入れていたりとBFRらしい部分が詰め込まれています。ローズネックのトーンは独特で魅惑的なので、入荷が楽しみです。(当店に入るかは謎ですが…)

さて、今回は気になる人にはBFRシリーズ以上に気になるこのモデルを今日はじっくりとご紹介
MUSIC MAN Jason Richardson 7-string Cutlass Rorschach Red

バックアイバールの杢目と色合いが相まって、インパクト絶大。マグマみたいになっています。
先月アップされた新曲でも活躍しています。

バックアイバールもスポルテッドメイプルと同様、同じ杢目が出ない材料なので、デジマートにアップされている他の個体を見てもそれぞれの個性がお分かり頂けるかと。

そんな当モデル、気にはなるけど、実際に見た事ないと言う方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず。前回いつ入ったの??というレベルで入ってきてないので。
私も実際に手に取ってみたのは久々です。(3年振りくらいかな?)
過去のJP7Richardson仕様やレギュラーとなる前にCutlass 7 Richardson仕様は過去には扱ってきましたが…、レギュラーモデルとなってからは初めてかもしれないです。
そんな訳で私も色々興味深々なので、色々見てみました。

基本ベースとなっているのはモデル名の通りコチラ
MUSIC MAN Cutlass

確かに見た目(ボディ外周)は同じです。
PGマウントだし、SSHというのもあるので、なんか分かり辛いので、同じボディシェイプのコチラと並べてみます。

SABRE
Jason Richardson Cutlass 6

こう見れば分かり易いですね。(じゃあ、Jason Richardson SABREじゃないかとか言わないでくださいね。)

さて、続けていきます。
Jason Richardson Cutlassには様々なモデルとの共通点があります。
まずはブリッジ

CutlassSABREもですが、Majestyと同じトレモロを採用しています。
Majestyの登場以降の新しいモデルにはこのトレモロが採用されているところからしてもメーカーとしてこのトレモロ推しているというのもあると思いますが、何よりもMajestyで採用されていますので、使い慣れているというのも大きいかと。
JP氏に由来するところと言えばコントロール部分にも注目

これもJP、Majestyシリーズと同じく、腕の振りの中に全てがあるインラインデザインになっています。
弾いてみると実感できますが、弾いている流れ(動作)の中でコントロールしたい事がストレスなく出来るので、プレイにも集中できるという訳です。

ではRichardson Cutlassのオリジナルな部分をみていきましょう
まずは1弦側のカッタウェイ。
正面からみると分かり辛いのですが、カッタウェイ部分が薄くなっています。


感覚的にはMajestyの1弦側カッタウェイに近い印象で、ハイポジションでのプレイアビリティの向上を狙っています。(それにしてもネックのトラ杢が凄い!)
そして、ナチュラルカラーではなかった仕様としてはこの部分

トップのバックアイバール材とバックのアルダー材との間にフレイムメイプルが入っていて、その部分をナチュラルでフィニッシュすることにより、ボディトップのアール部分を飾る装飾バインディング的な役割を果たしています。
ケースを開けた時に全体的になんかシュッとした気がすると思ったのはこれですね。
カッタウェイの部分の画像でもそうですが、このアクセントが結構格好良いです。

もう一つのオリジナルな部分はサイレントサーキット。(赤丸の部分、トリマーが付いている黒いパーツ)

通常は3シングルやSSHの仕様でしか採用されていないのですが、このモデルには搭載されています。実際、LUKE III SSHには搭載されていますが、HH仕様には採用されていません。(実際に基盤にもSSHタイプの時は取付と記載されています。)


ToneノブのPush-Pushにより、フロント、リアPUのタップが出来るので、その時の為のものと思われます。(ミックスポジションではJP6と同じく両方シングルによるミックスになります。こう見るとやはりJP要素が強い?)
MUSIC MAN の他モデルではハムをタップしてシングル単体として鳴らす配線のものが無いというのもあると思いますが、タップ時のノイズを気にしてというところに拘りを感じます。

VolノブはPush-PushでブースターのON/OFFとなっており、これはバックパネルを開けて、トリマーで調整できます。JPと同じくデフォルトは+20dbで設定されています。(なぜかサイレントサーキットの上に乗っているのが気になりますが…)

指板Rは15R(380mm)、JPシリーズの17R(432mm)よりはRがあると言ってもなかなかなフラット具合です。(とは言えJPと弾き比べると確かに指板のRは感じます。)
JPだとちょっと指板がフラット過ぎると思っている方には丁度良いかな?とも思ったり。
ただ間違いなく言える事はこれまでの内容を見てもわかるようにJPと同じく

良く考えられた完成されたギター

である事は間違いないかと。

いかがでしょうか?

JPMajestyシリーズ同様、Richardson Cutlassもテクニカル系のギタリストには欠かせないモデルとなっていくのではないでしょうか?
なので、Jason RichardsonがJPやMajestyを携えて登場したように、今後はRichardson Cutlassを携えた新たな新星が出てくる可能性も大いにあります。

ヘッドや指板にサインや特別なインレイが入ってないというのも、ちょっとポイント高いと思います。(ネックプレートのみサインがプリントされてます。)

テクニカルなプレイを求められる(特に7弦で)プレイヤーの方にはぜひ一度試して頂きたいモデルです。
まだまだ入荷数が少ない上に値上がりもあったりと、なかなか手に取り辛いギターになってしまっているのは否めませんが、機会があればぜひ。

こちらはつい先日発表された新曲ですが、しれっと(堂々と)新カラーが登場しています。


白に見えますが、ちょっとキラキラしてますので、恐らくは2016年辺りのJPシリーズのWhite Pearlカラーに近い物ではないかと思います。塗りつぶしだからトップ材なしで少しでも安かったら良いなとは思いますが、黒いバインディングが見えますので、恐らくトップは貼ってるのかなと…。(詳細がわからないので、何ともいえませんが…。)
この新曲も初っ端から「あ、Jasonだ」ってわかる音かつ、Jason節が炸裂しています。
が、このギターを持ってみると

あ、弾けるかも!?

と一瞬でも思えてしまう不思議な感覚になります。

シンプルに繋いだだけで、ほぼこの音になる

と言うのも一つのポイントです。
もちろん、弾けるようになるには鍛錬が必要ですが、弾けると思える事が重要なポイントであると思います。
確かに見た目はイカツイ(ついでに本人もちょっとイカツイ)ですが、こういった系統だけでなく、テクニカル且つ、多彩なプレイを求められる7弦をお探しの方にはぜひ一度手にして頂きたいです。

それでは。

和田

当店HPに加えて、デジマート、Yahoo Shopもご覧いただけます。
Yahoo Shopはコチラ↓(画像クリックでご覧いただけます。)


ABOUT THE AUTHOR

和田
渋谷店スタッフ
デジタルアンプ/ミュージックマン製品など担当
Return Top