【ブログ】 What’s Mariposa?

【ブログ】 What’s Mariposa?

こんにちは。Waddyです。

本日ご紹介をするのは、
MUSIC MAN Mariposa / Dorado Green

MARS VOLTAとAt the Drive-inのソングライター兼ギタリストのOmar Rodriguez-Lopez(オマー・ロドリゲス・ロペス)のデザインによるモデルです。

ビザール感のある独特のボディシェイプが目をひきますが、構えてみると意外にもコンパクトで取り回しが良いです。
ピックガードにはモデル名であるMariposaの名の通り、マリポーサチューリップのデザインがレーザー・エッジングによって施されていて、華やかであり、エスニックな雰囲気が漂っていて良いですね。

ピックアップはカスタムワウンドのピックアップを搭載。
クラシックスタイルのウォームでカラッとしたサウンドを活かしながらも、オマー氏の使用するハードなディストーションにも合うように作られています。

At The Drive In – No Wolf Like The Present

特徴的なのはコントロール部分。
2ボリューム仕様となっており、フロント・リアそれぞれのボリュームコントロールとなります。

フロント・リア単体でももちろんですが、面白いのはミックス時のコントロール。
手元で好きなようにミックス具合を変えられるので、ドライブ時に好きな様にニュアンスをコントロールできます。
オーバードライブの時はもちろん、特にファズを使う場合に手元で細かなコントロールができるのは嬉しいところで、トーンコントロールとは違った多彩さを楽しめます。

ボディ材は軽量のオクメ材を使用。ボディのコンパクトさもあり、この個体は3.25kgと軽量です。
ミッドにピークがあり、程よい抜けのあるトーン。

ネックにはローステッドメイプル&エボニー指板を使用しており、全体のサウンドを纏めている印象です。
ここにオリジナルのピックアップのサウンドが加わることにより、歯切れよく、ハードなドライブにもしっかりと食いつくサウンドを生み出します。オマー氏のようにアグレッシブなドライブも良いですが、クランチよりのドライブの時のカラッとしたドライブがまた気持ちの良いサウンドです。

まさに現在のミュージックシーンにもあったサウンドと言えるでしょう。

The Mars Volta-Eriatarka


Mariposaは見た目のデザインはもちろんですが、サウンドデザインもしっかりとなされているギターです。
オマー氏の様にアグレッシブなプレイももちろんですが、ボリュームコントロールを駆使した渋いブルース的なサウンドもしっかり決まります。

シンプルに多彩なサウンドを使いたいプレイヤーにオススメの1本です。ステージ映えも良いですよ。

サイドパーク店 和田

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