【ブログ】魅力的なカスタムモデル「HD-280」&「HD-180」

【ブログ】魅力的なカスタムモデル「HD-280」&「HD-180」

こんにちは、橋川です。

今月はヘッドウェイギターズ45周年を記念して、「Headway Guitars Fair」を開催しています。アコギ好きの私にはたまらないフェアです。

HD-280 CTM 【マダガスカルローズウッドバック&サイドモデル】

ジャストなタイミングで百瀬氏製作のカスタムモデルが入荷したので、早速昨日サウンドサンプル動画を撮影しました。今回入荷した個体は、ひと味違う杢を持った「マダガスカルローズウッド」をバック&サイドに採用しています。

「信州の名工」作のギターは、本当に素晴らしいです。

特にDスタイルは、百瀬氏が得意としているのが良くわかる、絶妙なバランスを持っています。仮に同じ材料を使っていたとしても、個体ごとに個性を持たせてあるのがまた面白いです。

撮影したサウンドサンプルですが、ぜひご覧いただければと思います。

ヘリンボーントリムに、塗り込みのピックガード・・・

個人的には、最近は専らブルーグラスを練習しているのでフラットピックのみでガツンと行きたかったのですが、フィンガーで弾いたサウンドもあまりにも素晴らしかったので、どちらもプレイしています。

レンジ感も広く、ジャーマンスプルース&マダガスカルローズウッドならではの煌びやかさを持っています。低音も重すぎず、マダガスカルらしい鳴り方です。

かなり力を抜いて弾いていますが、入荷した段階で、これだけのサウンドバランスです。弾き込むことによってどのように変化していくか、とても楽しみな個体です。

HD-280 GR CTM 【インディアンローズウッドバック&サイドモデル】

実のところ、最近はマホガニーバック&サイドのDスタイルに心惹かれていましたが、今回の「HD-280 CTM」の入荷で、一気にローズ系バック&サイドモデルに心を鷲摑みされてしまいました。

そういえば、もう1本ストックあったな・・・と、管理のためしまってあった「HD-280 CTM」を出してきて、ケースを開けてみると・・・カ、カッコいい。笑

こちらはインディアンローズウッドをバック&サイドに採用したカスタムモデル。

ヘリンボーントリムに、この淡いカラーの塗り込みのピックガード。雰囲気は戦前のDスタイルそのものです。このルックスだけでかなりそそられます。先に紹介させていただいたモデルも、こちらのモデルも、トップには美しいベアクロウの入ったジャーマンスプルースを採用しており、サドルもロングサドルです。王道のDスタイルですね。

こちらはインディアンローズウッドらしい低音の安定感はありながらも、ジャーマンスプルースの煌びやかさがうまくミックスされています。

かなり前になりますが、こちらのモデルも動画撮影してありました。ぜひご覧ください。

この頃はブルーグラスに目覚める前でしたので、近いうちにフラットピックでの動画も撮影してみたいと思います。個体の紹介動画もありましたので貼っておきます。

VHD-180 Custom / SQ bar ebony 【ホンジュラスマホガニーバック&サイド】

さて、今回の「HD-280」が入荷するまで、私の心を掴んでいたのはこちらのモデル。ホンジュラスマホガニーをバック&サイドに採用した「VHD-180 CTM」です。

モデル名に「V」と付くことからお分かりいただける通り、こちらのモデルはよりヴィンテージモデルを意識した、ノンアジャスタブル・ロッドを採用しています。

通常イメージする「甘い」マホガニーサウンドの雰囲気だけでなく、「強さ」と「太さ」をも合わせ持った個体。個人的にはぜひブロンズ弦を合わせたいモデルです。

ノンアジャスタブル・ロッド を採用することにより、よりネック鳴りが豊かです。ネックに仕込んである材料も、スクエアに加工されたエボニーの周りをグラファイトで囲っています。百瀬氏の飽くなき探求心の成果と言えると思います。

こちらも動画をぜひご覧ください。

どのモデルも個性的で、とても魅力の溢れるサウンドです。ぜひ店頭でお試しください。ご来店が叶わないお客様も、ぜひお電話等でお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

橋川

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