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"ELECTRIC GUITAR" PAGE
JOE X GUITAR WORKS

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About "JOE X-GUITAR WORKS"

2006年最後に入荷したこの“ジョーギター”は、あのジェームス・タイラー氏(以下JIM)が新たに立ち上げた新しいカスタムギターブランド。国内外で著名なミュージシャンが多数使用した事で、楽器としての完成度が認知されたジェームス・タイラーブランドでしたが、JIMはそこで満足をした訳では無く、より彼のイメージする楽器製作に取り組みました。長い年月をかけて完成したそのシリーズがJOE X GUITAR WORKSなのです。
情報解禁(何故か発売当初は販売店にもJIMが製作したとは告げていなかったのです。勿論当店にも!)までは「謎の制作家」と表記しておりましたが、JAMES TYLERユーザの皆様にはその音と特徴的なサテンフィニッシュで直ぐにバレてしまいました。
JAMES TYLERを真似したにしては似過ぎ!でもJAMES TYLERとは違う・・・つまりそのぐらい、トーンにしっかりとしたキャラクターを持っているギターと言う事です。

多くを語るよりも実際に触れて頂く事が一番だと思いますが、最もJAMES TYLERの楽器と他の所謂ハイエンドギターを比べた際に感じる事。それはJIMのギターがとてもクラシックである、と言う点です。
JOE-X名義の楽器には更に如実に現れており、クラシックの名曲(勿論ロックの)を演奏するとそのトーンのイメージが壊されていない事に驚きます。渋いブルースをプレイしても違和感が無い。でも出音はしっかりと輪郭があり、弾き心地も◎。これが他の所謂ハイエンド/カスタムギターだと、テンション感や整理されたトーンのせいか、極端な言い方をすると、ちょっと違和感があるんです。JOE-X GUITAR WORKSのギターは言ってみればヴィンテージギターに手を入れて現代的に使える仕様にモディファイされた様な、そんな印象です。また、ファットなネックグリップは力強くパンチのあるアタックを生みます。そしてフレット周辺の仕上げが丁寧です。しかし、機械の様な仕上げではありません。プレイヤーが演奏する際に弾きやすい仕上げになっています。

結局ジムはガンガン弾き倒すギターとしてこのJOEを使用して欲しいのだそうです。
飾っておいても素晴しい/楽しいJAMES TYLERギター(特にBURNING WATERやVOMIT系は芸術面でも素晴しい!)と比べても、ルックス的には格段にソリッドな印象を受けます。実際にJOE-Xのホッドロッド・サテンフィニッシュが生み出すボディー鳴りは、弾き込まれたヴィンテージの塗装の様なトーンでもあります。しかしながら、誰でも同じ様に塗装できる色かと言えば、答えはNOです。このフィニッシュが出来るのはジムだけでしょう。もちろん、一般的なグロスフィニッシュとは全く異なるトーンなので好みも分かれるところでしょう。でも様々な意見が合っても良いと思います。



見えない所ではボディーにアッシュとアルダー、アッシュとマホガニー、アッシュとマムヨ、と言った組み合わせを使用しています。
こういった組み合わせはJAMES TYLERでも昔から取り入れられてきた仕様です。
しかしJOE-Xでは基本スペックとして盛り込まれています。

フルサイズSTシェイプのギターに驚くほど良く馴染むこの手法、実は非常に有効な音つくりの手段であります。JIM曰く「特にソリッドボディーの場合、アッシュやアルダーを問わず複数のマテリアルを組み合わせた方が良い結果が得られる事が多い」と言います。これは倍音成分やデッドポイントの解消、勿論トーンそのものをつくりあげるという事に繋がり「もしかしたら10ピースの組み合わせなんて最高かもね」と言っていました。

ちなみにどのギターにどの材の組み合わせを行ったかに関してジムは全てを語らない(教えてくれない)そうです。求めるトーンにより組み合わせも音の狙いも違うというとことんアーティスティックな楽器製作を行っています。勿論、例えばヴィンテージのアッシュ・ワンピースのギターには素晴しさがあります。じゃあラミネートのボディーと、どっちが良いか?という事では無くマテリアルだけで物事を語るべからず、自分の好みを探せば良い、という事ではないでしょうか。

(ちなみにJIMは自分の楽器の仕様に関してあまり細かい事を言いたくない様です。JIMのギターを弾いた事がある方は、直にJIMのギターだ、と分かりますよね?
しかし、JIMはどうして自分が製作した楽器からはそう言うトーンが生まれるのか?という事をあまり深く考えないらしく
自分が良いと思った事をやってるだけなんだ、という言い方をします。仕様で何が
わかる?と。
彼はあまり理屈っぽくないみたいですね)

ともあれ異なる木材のコンビネーション、例えばアルダーのパワフルで締りのある低域とアッシュ材独特の「ハネ感」やアタック感が生きるコンビは実用的なデザインとトーンになっている事は間違いありません。深めのエルボー・コンターにも注目。

そしてとにかく「ネックの音」が太い印象。
ハードメイプルならではの音の立ち上がりに、インディアンローズの滑らかさが加わっています。大きめのヘッドストックは勿論サウンドとバランスを考えられたデザイン。 このヘッドサイズによる音の変化、非常に重要です。デザインの問題だけではありません。

エレクトロニクスはオリジナルピックアップ(もちろん自社製)を採用して個性を持たせています。SSHの出力バランスも素晴しい(リアがローパワー)
特にハーフトーンのサウンドはヴィンテージストラト好きも納得出来るはず。

理想的なリズム/リードトーンが得られます。


JOE-X GUITAR WORKS
JOE RAT
販売価格 517,000円(税込)
THANK YOU SOLD!


正に現代版フランケンと呼ぶに相応しい "JOE RAT"

サーフェイス・カラーのボディーにパティーナ・フィニッシュのスクラッチ(パティーナ/patina=青銅器の古さび)
さらにタイヤの跡の様なペイントが施され、剥き出しのキャビティーには大型の抵抗を装着(結線はされていません)

そして継ぎ接ぎだらけのスイッチ類、ダイレクトマウントされたピックアップ・・・正に "RAD ROD CAR"を連想させる仕様。

この強烈なギターにはタイラー氏のメッセージが刻み込まれています。それは、解りやすいジョークでは無くアーティストとしての表現です。

その証拠に素晴しい鳴り、ダイレクトマウント・ピックアップとサテンフィニッシュのマルチ・ラミネーテッド・ボディーが生み出すタイトで明るい音色と鳴りのバランス、そこに一体感があります。
音で勝負できるタイラーがアーティストとしての一面(それはJAMES TYLERとしてでは無く、JOE-Xとしての一面)を覗かせた問題作。

新たに採用されたヒップショット製マシンヘッド及びブリッジ等、ルックスに目を奪われるだけで無く、細部にも御注目ください。
このギターの持つ真のポテンシャルをご理解頂ける事と思います

Neck: East Coast American Hard maple

Fingerboard: East Indian Rosewood / 12" radius / 22 frets

1 5/8 Nut width

2 5/16 width at 22fret

25 1/2 Scale length

Body: Multilaminated Body,
Alder center with Ash and Mahogany sides

Pickups: H/H Original Custom Humbucker X 2


 
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